迷宮入りした話
出社2日目にして粉々にハートを砕かれた俺ではあるが…
「世の中には美人なんていくらでもいる…そしてその全てが俺の事をチリやホコリと同等に見ているんだ」というところに落としこみ日々をすごしていた…
そんなこんなで1ヶ月ほどが経過したある日
空には100以上のバルーンが浮かび県外からも沢山の人が訪れるというイベントなのだが…
当然そんなものは家族やカップルのイベントなので
関係のない俺はパチンコに出かけた
ここで誤算だったのが佐賀で俺が行き着けにしていたパチンコ屋がバルーンフェスタの出店が並ぶ会場と近かったということで
いまだに詳細が定かではない1つの出来事が起こる
タバコが切れて外のコンビニに買いに出た時の事なのだが
深津先生と彼氏らしき男性がリンゴ飴を食べながらこちらに歩いてきた。。。
ここからはホントになぜだかわからない話なのだが…
俺はその2人をやり過ごすために全く興味のない商店街の服屋さんに入った
その日のパチンコの勝ち負けもわからなければ
本人に確かめた訳でもないからホントに深津先生だったのかもわからない
それでも俺は毎年佐賀のバルーンフェスタのニュースを見るとこの日の事を思い出して少し切ない気持ちになる。。。
次回…休館日の急感 に続きます